「出張が多くて、行けない週があると崩れてしまう」。これも、よくうかがうお悩みです。けれど、出張で失われるのは筋肉ではなく、習慣のリズムです。今日は、道具のいらない15分のメニューと、移動の多い日々でもリズムを保つための考え方をご紹介します。
出張で失うのは、筋肉ではなく習慣
数日動かなかったくらいで、筋肉が大きく落ちることはありません。本当に失われやすいのは、体を動かす習慣のリズムです。一度途切れたリズムを戻すのは、維持するよりずっと大変。だから出張中は、負荷を上げることより「途切れさせないこと」を目的にします。
持ち物はいらない。15分の全身メニュー
ホテルの部屋で、マット一枚分のスペースがあれば十分です。以下を順番に、呼吸を止めずに行います。回数はあくまで目安。きつい日は減らして構いません。
- 01
スクワット|15回×2
椅子に座るように、股関節から折りたたみます。膝ではなくお尻を後ろに引く意識で。
- 02
腕立て(膝つきで可)|10回×2
手は肩幅より少し広く。体を一枚の板のように保ちます。きつければ膝をついて。
- 03
ヒップリフト|15回×2
あおむけで膝を立て、お尻をゆっくり持ち上げます。腰ではなくお尻で押す感覚を探します。
- 04
プランク|30秒×2
肘とつま先で体を支え、まっすぐに保ちます。呼吸は止めません。

時差と移動疲れの日は、どうするか
長距離移動の直後や、時差で体が重い日に無理は禁物です。そんな日は、トレーニングではなく「整えること」に切り替えます。5分の軽いストレッチと深い呼吸だけでも、リズムは保てます。
ホテルジムを使うなら
- まずは全身を一度で終える設計に。滞在中に部位を分ける必要はありません
- 重さより、動きを丁寧に。慣れない器具は無理に使わない
- 移動疲れがある日は、有酸素を10分だけでも十分に価値があります
出張が続く週は、ジムでの予約を飛ばしてもいいですか?
もちろんです。会員の皆さまのご予定に合わせて日程を調整します。出張前に相談いただければ、滞在先でできるメニューをお渡しし、戻ってからの一回で自然にペースへ戻せるよう設計します。
おわりに
出張は、体づくりの中断ではありません。リズムを保つ工夫さえあれば、移動の多い生活とトレーニングは両立できます。あなたの出張パターンに合わせた維持プログラムも、一緒に組み立てます。
Author

桐生 誠
AURUM ディレクター/フィットネスディレクター
外資系ホテルスパのフィットネスディレクターを経て、麻布十番の完全会員制パーソナルジム AURUM を主宰。多忙な人が「最小の時間で最大の変化」を得るための、質と回復を軸にした体づくりを設計している。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
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