熱心にトレーニングをしているのに、なかなか体が変わらない。そう感じる方に、まず見直していただきたいのが「眠り」です。体は、鍛えている最中ではなく、休んでいる間に整っていきます。今日は、回復という視点からボディメイクを考えてみます。
トレーニングは、眠っている間に実る
トレーニングは、いわば体に「変わるきっかけ」を与える作業です。その変化が実際に進むのは、休息している時間、とりわけ睡眠中だと考えられています。鍛える量と休む量は、両輪。片方だけを増やしても、うまく噛み合いません。
多忙な方は、つい睡眠を削って予定を詰めてしまいます。けれど回復の時間を削ることは、トレーニングの成果そのものを削ることにもつながりかねません。
眠りの質を下げている、夜の習慣
- 就寝直前までスマートフォンや強い光の画面を見ている
- 夜遅い時間の、量の多い食事やカフェイン
- 「寝る前の一杯」が習慣になっている
- 就寝時刻がその日の都合でばらばらになっている
どれも、思い当たる方が多いのではないでしょうか。すべてを一度に変える必要はありません。まずは一つ、変えやすいものから見直してみます。
就寝前の90分を、どう使うか
- 01
光を落とす
就寝の1時間半前から、部屋の明るさを少しずつ落とします。強い光を避けるだけで、体は休む準備を始めやすくなります。
- 02
画面から離れる
寝る前の30分は、できるだけ画面を見ない時間に。読書や軽いストレッチに置き換えるのがおすすめです。
- 03
呼吸で切り替える
あおむけで、ゆっくり長く息を吐く呼吸を数分。日中の緊張を、意識的に手放します。

トレーニングと睡眠の、良い循環
適度に体を動かした日は、夜に自然な心地よい疲れが訪れます。よく眠れた翌日は、トレーニングの動きも軽くなる。この良い循環に一度乗ると、体づくりはぐっと進めやすくなります。
食事や運動より先に、まず睡眠を整えましょうと言われたのが意外でした。実際、眠りを優先し始めてから、日中の集中も、トレーニングの調子も明らかに変わりました。
おわりに
ボディメイクは、鍛えることと休むことの両方で成り立ちます。眠りを整えることは、遠回りに見えて、いちばん確かな近道かもしれません。AURUM では、トレーニングと同じ熱量で、回復の設計にも向き合います。
Author

桐生 誠
AURUM ディレクター/フィットネスディレクター
外資系ホテルスパのフィットネスディレクターを経て、麻布十番の完全会員制パーソナルジム AURUM を主宰。多忙な人が「最小の時間で最大の変化」を得るための、質と回復を軸にした体づくりを設計している。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
体づくりのご相談は、体験セッションで直接お聞かせください。


