「付き合いの会食が多くて、食事管理なんて無理です」。そう打ち明けてくださる方は少なくありません。けれど、会食は減らせなくても、整え方はあります。今日は、我慢ではなく設計で乗り切る、食事の考え方をお伝えします。
会食は敵ではない。無計画が敵
会食そのものが体づくりの妨げになるわけではありません。問題になるのは、会食が「無計画に」重なることです。一回の会食より、その前後を含めた数日をどう設計するか。ここに視点を移すと、ぐっと楽になります。
前後の一日で整えるという考え方
会食の日を「特別な一日」として切り離すのではなく、前後を含めた流れで捉えます。難しい計算はいりません。おおまかな方針を持っておくだけで十分です。
| タイミング | 考え方 |
|---|---|
| 会食の前日 | 揚げ物や糖質に偏らず、野菜とたんぱく質を中心に軽めに整える |
| 会食の当日(昼) | 抜くのではなく、消化のよいものを軽く。空腹で臨まない |
| 会食の翌日 | 罪悪感で断食せず、いつも通り。水分と野菜を少し多めに |
お店での、静かな選び方
- 最初に野菜やたんぱく質のものに箸をつけ、揚げ物や締めは後半に回す
- 早食いを避け、会話を挟みながらゆっくり食べる
- 水やお茶をこまめに挟む

お酒とのつきあい方
お酒も、やめる必要はありません。量とペースを意識し、合間に水を挟むだけで、翌日の体の重さはずいぶん変わります。禁止ではなく調整で考えるのが、続けるコツです。
会食が週に何度もある週は、どうすればいいですか?
その週は「増やさない」ことを目標に。完璧に整えようとせず、水分と野菜を意識し、会食のない日を軽めにする。それだけでも十分です。無理な帳尻合わせの断食は、かえって逆効果になりやすいのでおすすめしません。
おわりに
食事管理は、我慢比べではありません。生活を変えずに、選び方と前後の設計を少し変えるだけ。会食の多いあなたにこそ、続けられる形を一緒に見つけていきます。
Author

桐生 誠
AURUM ディレクター/フィットネスディレクター
外資系ホテルスパのフィットネスディレクターを経て、麻布十番の完全会員制パーソナルジム AURUM を主宰。多忙な人が「最小の時間で最大の変化」を得るための、質と回復を軸にした体づくりを設計している。
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